看護師転職 業種別

養護教諭に転職するメリット・デメリット

東京では保健室の先生などの養護教諭は看護師の転職先でも人気の転職先の一つです。
夜勤や残業が無く、給与もそこそこ高いのが理由でしょう。

看護師から養護教諭になるには2つの方法があります。

  • 養護教諭免許を取得して働く方法:公立の小中学校で働ける
  • 看護師免許だけで働く:私立学校や大学の保健室で働ける

専門の学校で1~3年勉強して資格を取らなければいけない養護教諭免許を取得して働く方法は時間がかかるため、看護師免許だけで働く方法が看護師の転職として人気です。

養護教諭のメリット

養護教諭で働くメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • 休みがしっかりと取れる
  • 一人で仕事をするので人間関係に疲れない

休みがしっかりと取れる

学校の保健室で働く養護教諭には、夜勤がありませんし、休日出勤や残業もありません。
なので、家事や育児と仕事を両立させたいママさん看護師や、プライベートと仕事を両立させたい看護師におすすめです。

給与も夜勤や残業がなくてもそれなりに高く、年収400万~550万円ほどです。

一人で仕事をするので人間関係に疲れない

病院勤務だと多くの看護師が在籍しており年齢の幅も広いので、人間関係に苦労する看護師も多いです。
実際に看護師の転職理由に「人間関係」をあげる看護師も少なくありません。

しかし養護教諭は基本的に一人で仕事をすることが多く、保健室にこもるような感じで仕事をすることになります。
そういった理由から、人間関係に疲れた看護師からも人気の転職先となっています。

ですが、一人で仕事をする分、何かトラブルがあった場合全て自分の責任になってしまうので注意してください。
特に小学校の場合は風邪の流行る時期になるとベッドが埋まってしまうこともあり、そんな時は対応が大変だということもしっておきましょう。

養護教諭のデメリット

養護教諭で働くデメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • 看護師としてのスキルアップが難しい
  • 求人が少ない

看護師としてのスキルアップが難しい

保健室の先生を想像してもらえればわかると思いますが、保健室ではケガの応急処置は行いますが、点滴や注射などは行いませんよね。
なので、看護師としてのスキルは確実に落ちていってしまいます。

養護教諭として働いた後、再度病院へ転職することも視野に入れている方は入職後苦労するかもしれませんので注意してください。

求人が少ない

養護教諭はそもそも求人の出にくい転職先である上に、勤務環境や待遇の良さから、応募する看護師の数も非常に多い求人となっています。

まず一般的に求人公開されていることはほとんどありません。
一般公開してしまうと応募人数が増えすぎて処理しきれなくなるので、一般公開できず、非公開求人となっているようです。

そこで、養護教諭の求人を見つけるには看護師転職サイトを利用することが絶対条件となります。
看護師転職サイトでは一般公開していない非公開求人を取り扱っており、非公開求人は転職サイトを利用しなければ応募することができません。

さらに、非公開求人でも応募人数はそれなりに多いので、一度採用されなかったとしても諦めず次に挑戦する気持ちが大切です。

一般的には病院への転職などの場合は、転職サイト1つに登録するだけでも問題なく転職することができるのですが、養護教諭の場合はそもそも求人の数が少ないので、より多く応募するためにも2~3社ほど転職サイトに登録しておくのがベストです。

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