東京では高齢化が進む中で需要が増えているのが訪問看護の求人が増えています。
医療費の削減に伴う療養型病床の削減が進む中、地域医療を担う重要な役割として訪問看護師に対する期待も高まっています。
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訪問看護ステーションのメリット
訪問看護ステーションで働くメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 日勤メインで働ける
- 患者とじっくり関われる
日勤メインで働ける
訪問看護の求人の多くは土日が休みで夜勤もありません。
なので、育児や家庭と仕事を両立させたい看護師におすすめです。
また「夜勤や残業がないとその分給与が減ってしまうのでは?」と思われる方も多いですが、訪問看護はそれなりに給与が高く設定されているので、平均年収400万~500万円ほどあります。
患者とじっくり関われる
訪問看護は病院で働いていたときよりも、より密接に患者やその家族と関わることになります。
そのため「患者としっかり向き合いたい」「ご家族の意向に沿った看護をしたい」という思いのある看護師におすすめです。
また勤務している訪問看護ステーションによって「担当制」と「交代制」が違います。
担当制の場合は自分が担当する患者と密接に関わるので、じっくりと信頼関係を築いていく必要があります。
逆に交代制の場合は複数の患者をローテーションで担当するので、様々な患者にもすぐ対応し、親密になる柔軟性が必要です。
訪問看護ステーションのデメリット
訪問看護ステーションで働くデメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 責任が大きい
- 夜間のオンコールや休日対応が辛い
責任が大きい
訪問看護は基本的に一人で行うものなので、責任が重くなります。
また入職当初は以前の担当看護師と比較されクレームを受けることもあります。
しかし最初は誰でも上手くいかないものですから、諦めずに親身に看護を続けていれば、必ず信頼関係を築けるはずです。
夜間のオンコールや休日対応が辛い
24時間対応の訪問看護ステーションでは、夜間のオンコールがあり辛いこともあります。
オンコール体制は施設によって違うので、転職時にしっかりと調べておきましょう。
訪問看護ステーションの求人を探す時のポイント
訪問看護ステーションは日勤で働けて土日休み、高給与と転職したくなるような条件が揃っていますが、簡単に転職先を決めて転職してはいけません。
例えば、医療機関との提携の有無で患者が急変した時に、すぐ対応してくれる医療機関があるのとないのでは安心感が違います。
また訪問看護ステーションは軽い条件で開業できるため、なかには給与体制や福利厚生がしっかりしていなかったり、看護師の数に対して患者の数が多すぎるなど、問題のある施設も存在します。
訪問看護はこれから必ず需要が増える分野ですが、情報はまだそこまで多くないので、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談してみるのが一番良いでしょう。
プロの目から見たおすすめの看護ステーションを紹介してもらうことができますし、転職前に知りたいことを詳しく教えてもらうことができます。
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