クラシックって何ですか?

クラシック音楽とは?と聞かれても、さっと答えられる人は意外と少ないようです。

そこで、クラシックをもっと身近に感じていただくために、クラシックって何?をテーマに理解していきましょう。

クラシック=西洋の古典音楽は、キリスト教の宗教音楽が起源です。そこから現在まで膨大な発展をとげてきました。いろんな時代の人たちに出会えるのもクラシックの魅力です。

クラシックに馴染みのない方はクラシック音楽を固苦しいものだと思っている人は多いと思いますが、実は演奏している方だって同じように思っています。

演奏している人たちはなぜ黒服なのでしょうか?

どうして、クラシック演奏者たちは、燕尾服やタキシードなどの礼服を着ているのでしょう?

クラシック音楽

それは、演奏を聴いていただく相手が、初めは神様で、少し時代が下がると王様や貴族たちだったからです。

歴史上、初めて確認されるクラシック音楽は宗教曲で、いまでも修道院などで歌われるグレゴリオ聖歌でした。これは正式には男性のお坊さんたちだけが歌うもので、当然正装していました。

その相手が王様達に変わると、今度は彼らに奉仕するためのお仕着せの衣装に替わっただけで、演奏者はホテルのボーイさんと同じなのです。ですから、客席に座っているあなたはいわば神様や王様であり、家来たちがサービスしてくれるのをおうように受け止めればいいのです。


クラシック音楽の始まりは教会から

クラシック音楽の始まりが教会からだったということは、文字による記録が残っていることになります。古い時代は教会内で教育や歴史の変遷が行なわれていましたから、長い歴史をもつ、正統的な音響がクラシックということになります。

時の権力者たちが歴史を動かすようになると、宮廷で演奏された音楽の記録ものこり、これが宗教曲に対して世俗曲とよばれるようになりました。

そして音楽の伝達、保存には楽譜の力を借りなければなりません。紀元前は歌詞や音符が口伝えだったはずですが、これが長いと正確に覚えることはできなかったために歌詞や音符の書き方に工夫を凝らすようになって、次第にその高さや長さを指示する方向に向かいました。

何はともあれ楽譜が伝わっている音楽がクラシックの条件です。