チャイコフスキー 交響曲第4番へ短調

クラシックを聴こう!
マぜール&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1964年 デッカ

チャイコフスキーがかいた交響曲第4番は、正式名称ではないものの、ときに「運命」の名で呼ばれています。

冒頭に出る主題が「運命」と名づけられているせいです。

それにしてもこの交響曲が「運命」であるとするならば、それはベートーヴェンの同名の曲とはなんとちがっていることでしょう。

後者は運命に打ち克っていくのに、前者は運命に翻弄されてしまいます。そして、その敗北のしかたが多くの聴き手の強い共感を呼ぶのです。


ウィーン・フィルは指揮したマゼールの演奏からは、そのような複雑に錯綜したチャイコフスキーの特殊なあり方が余すところなく示されています。





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