マーラー(大地の歌)
クラシックを聴こう!
クレンペラー&フィルハーモニア管弦楽団 1966年 EMIクラシックス

交響曲(大地の歌)は、全6楽章を通じ、李白、銭起、王維、孟浩然といった中国の詩人の詩(ドイツ語訳されたもの)を歌詞として、用いています。
マーラーの時代、交響曲の中に中国の詩を歌詞として導入するというのは、たいそう珍しい。
中国の詩人たちの思想と、マーラーの人生観とが、どこか一点でクロスする部分があったのでしょう。
「生は暗く、死もまた暗い」と歌われるフレーズが、なんとも印象的です。メゾのルートヴィヒ、テノールのヴンダリッヒを独唱者に迎えたクレンぺラー指揮による演奏は、この曲の複雑に錯綜したヒダを濃い陰影で描ききっています。
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