ベートーヴェン

ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調(合唱)

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フルトヴェングラー&バイロイト祝祭管弦楽団、他 1951年 EMIクラシックス


ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調(合唱)

全人類の偉大なる「文化財」とでも言うべきベートーヴェンの交響曲第9番は、オーケストラと声楽陣という多人数によって、高らかに、そして力強くうたい上げられていきます。


終楽章の歌詞となっている詩人シラーの詩を読んでみれば、その目指すところの高さは自ずと明らかといえるでしょう。フルトヴェングラーがバイロイト祝祭管弦楽団、他などを指揮したディスクにはこの交響曲の核となる精神のようなものが実にスケール雄大に描き出されています。


この熱く、深い演奏に心を動かされずに通りすぎることなど、ほとんど不可能でしょう。
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ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調(田園)

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クリュイタンス&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1960年 EMIクラシックス


ベートーヴェンの偶数番号の交響曲、ベートーヴェンの奇数番号の交響曲という見かたがあります。


作曲者本人は承り知らないことですが、彼の偶数番号の交響曲は明るく、おおらかな性格で、逆に奇数番号は力強く、劇的性格をもっているというわけです。


前者の典型的な例が、この第6番(田園)でしょう。ベートーヴェンには珍しい表題がついた「田園賛歌」の交響曲です。クリュイタンス指揮のベルリン・フィルによる演奏は、この交響曲を無理のない発想でバランスよく把握していて、間然するところがありません。




ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調(英雄)

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バーンスタイン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1978年 ドイツ・グラモフォン

ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調(英雄)


交響曲第3番は、同時代の政治分野での傑物ナポレオンと密接な関係をもっています。

当初、政治家の活動に共鳴した作曲家は、その新作交響曲を政治家に献呈すべく準備していたのですが、途中からなにやらキナ臭いものを感じ始め、献呈をやめてしまったのでした。それがこの第3番。


そのせいで、当交響曲は「エロイカ(英雄)」の名で呼ばれています。


同曲の名盤は多いが、なかでもバーンスタイン指揮によるウィーン・フィルの演奏は、濃い陰影感の中に描き出される各種表情の在り様が大いに魅力的です。

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ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調

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C・クライバー&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1976年 ドイツ・グラモフォン

ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調

いかにも信憑性がありそうなニックネームが付いていないので、多少なりともワリを喰っているかもしれませんが、ベートーヴェンの交響曲第7番は、力感あふれる表現力から、深く沈潜していく表現力に至るまで、どの点からみても充実した筆致による魅力的な作品です。


この交響曲にふさわしい内容で再現するのは並大抵のことではないけれど、ウィーン・フィルを指揮したC・クライバーによる演奏は、そうした難事を鮮やかにクリアしているといえるでしょう。


活気あるリズム、ひきしまった表現などが、全体に個性的な生命力をあたえており、印象的です。

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ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調(運命)

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C・クライバー&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1974年 ドイツ・グラモフォン

ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調(運命)


全交響曲中の、いわば代名詞的な存在であるベートーヴェンの交響曲第5番は、まさにどこにも影のない高い完成度を誇る名作です。

強烈な表現力に貫かれ、構成もしっかりしており、危うさがありません。第一楽章冒頭のダ、ダ、ダ、ダーンを耳にすれば、だれの耳も尋常ならざるインパクトが生じるでしょう。


ウィーン・フィルを指揮したC・クライバーの演奏は、リズムに冴えがあり、どの表現にも熱っぽい血潮が沸き立っており、聴き手の心を強くとらえて離しません。

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