モーツァルト
モーツアルト 交響曲第40番ト短調
クラシックを聴こう!
セル&クリーヴランド管弦楽団 1967年ソニークラシカル

評論家の小林秀雄の「乱脈な放浪時代の或る冬の夜、大阪の道頓堀をうろついていた時、突然、このト短調シンフォニーの有名なテーマが頭の中で鳴った・・・」という文章をはじめとして、様々なエピソードで彩られたモーツアルトの交響曲第40番は、百人が耳にすると、おそらく百通りの強烈なインパクトを受けるような、ある種特別な個性を持った作品と言えるでしょう。
この交響曲には名盤が少ないけれど、名指揮者セル指揮のクリーヴランド管弦楽団による演奏は、造型力ある構成のなかに、バランスのとれた表現が貫かされており、たいそう格調高い。
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モーツアルト 交響曲第41番ハ長調(ジュピター)
クラシックを聴こう!
ベーム&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1962年 ドイツ・グラモフォン

モーツアルトの交響曲第41番は、先の第40番とほぼ同時進行のようなかたちで作曲されています。
第40番がト短調という調性を持ち、悲劇的色調を秘めているのに対し、当41番はハ長調というシンプルな調性で、明るく、堂々とした性格をただよわせています。
こうした対照的な性格の作品を同時にかくというのも、モーツアルトという天才の秘密の部分のひとつでしょう。
ベーム指揮による、ベルリンフィルの演奏は、この曲の押し出しのよい風格を余すところなく示しています。
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モーツアルト 交響曲第25番ト短調
クラシックを聴こう!
クレンぺラー&フィルハーモニア管弦楽団 1956年EMIクラシックス
モーツアルトの交響曲第25番は、作曲者が17歳の年に作曲されています。
それは、高校2,3年生にあたる年です。
そのようなヤングの手になる交響曲であるにもかかわらず、ここにはなんという烈しいパトスが走り抜けているのでしょうか。
ト短調という調性でかかれた当交響曲には、いつも悪ふざけのようなことばかりして、明るい、優美な作品をかくことが多かったモーツアルトの、もうひとつ別の側面が看取できます。クラン大きく再現させています。