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ウナギの産地偽装に口止め料1億円 魚秀が産地偽装

偽装は架空の会社を使う巧妙な手口で、農水省は悪質性が高いと指摘
農林水産省は25日、水産物輸出入販売会社「魚秀」が中国産ウナギのかば焼き256トン(205万匹)を「愛知県三河一色産」と偽装表示していたと発表。
うなぎ産地偽装


うなぎ産地偽装

うち少なくとも49トン(39万匹)は、水産大手マルハニチロホールディングスの子会社「神港魚類」(神戸市)を通じて販売されました。

魚秀の中谷社長は神港魚類の担当社員に、口止め目的とされる現金1000万円を渡していたことも判明。

うなぎ産地偽装


産地偽装は日本農林規格(JAS)法や不正防止法に触れる可能性があり、徳島県警は同日午後、徳島市の営業所にいた中谷社長から任意で事情を聴きました。

兵庫県警も神港魚類の社員らから任意で事情を聴き、資料の提出を受けました。
神港魚類の幹部によると、5月27日に担当社員が中谷社長中谷社長に神戸市内の喫茶店に呼ばれ、袋を渡されました。魚秀の親会社の徳島魚市場の社員も同席していました。


担当社員は家に持ち帰ってから現金とわかり、返そうとしましたが、中谷社長は「いいから、いいから」と応じませんでした。会社には報告しなかったといいます。


また、6月13日に農林水産省の調査を受けた後、担当社員は別の魚秀幹部から「1億円出すから偽装の責任をかぶってくれ」と重ねて要請されたそうです。


神港魚類は、農水省からこの事実を伝えられました。現金は会社が預かっているといいます。

偽装を主導したとされる中谷社長は記者会見で、「ギョーザ事件などで中国産のウナギの売れ行きが不振となり、在庫をさばきたかった」と動機を明らかにしました。

魚秀の登記上の本店がある大阪市中心部のオフィス街にあるビル4階は、扉が施錠され、同ビルの別の会社に勤める人は、「魚秀の社員は年に2回くらいしか来なかった」と話しました。


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