汚染米転売問題
福岡県でコメ産地偽装、210トン販売
2009年10月9日、福岡県でコメ産地偽装による、産地不明や別産地のコメを「岩手県産あきたこまち」
と偽装表示して販売したコメ卸業者のハラグチ(北九州市)に日本農林規格法に基づく改善指示が出
された。
不正販売したコメは計訳210トンに上り、県内のコメ偽装事件として業者名の公表を始めた2002年以降で最大規模な偽装事件である。
大分県も同日、不正にかかわったコメ卸業者高木商店(大分県杵築市)に改善指示を出している。
福岡県によるとハラグチは2009年3月~8月に産地や品種、収獲時期について法定検査を受けていない「未検査米」200トンと秋田県産あきたこまち10トンを玄米で購入。
高木商店にいったん販売して精米、袋詰めされたコメを買い戻し「岩手県産あきたこまち」と不正表示して小売店に販売した。
この事件は2009年8月、福岡県などの関係機関への情報提供によって発覚し、ハラグチは同権の調査に対して不正の事実を認めた。
汚染米賄賂の美少年酒造が経営破たん
一段落したと思えた汚染米事件は、三笠フーズから長年にわたり同社から裏金を受け取っていた被害者の立場である美少年酒造が経営破たんしました。
発表によると三笠フーズ(大阪市)の汚染米不正転売事件で同社の関連会社「辰之巳」から緒方社長が個人的に20年間に渡り裏金を受け取っていた熊本県城南町の酒造会社「美少年酒造」(緒方直明社長)が熊本地裁に民事再生法の適用を申請し、4月17日に保全命令を受けた。負債総額は約19億1000万円。
申し立ては4月16日付で営業は継続しながら緒方社長は支援企業の経営譲渡に道筋が立った段階で退陣すると表明しております。
2008年9月に三笠フーズによる汚染米事件が発覚していらい美少年酒造側が被害者という立場で、農林水産省の石破大臣も現地へ赴き一連の事件に関し、監督責任を詫びていました。
事件後は熊本県や経済界の支援を受け、売り上げは一時、事件前の6割まで回復していましたが、2009年3月末の裏金発覚で消費者の信頼を完全に失い、取引先に商品撤去などの動きが拡大して売り上げが激減、自主再建を断念しました。
汚染米を再転売!
三笠フーズは汚染米の不正転売で、宮崎元顧問が経営する別の会社に汚染米をいったん売却した後、買い戻して再転売していたようです。
三笠フーズは、政府から汚染米を1キロ当たり約9円で購入したものを、再転売するときには、食用として単価を約125円につり上げていました。
なんと価格14倍ですよ。びっくりしますね。
出所を分かりにくくすることと、利益を上げることを目的とした手の込んだ偽装工作です。
消費者を馬鹿にするにもほどがあります。
社長と顧問が仕組んだ悪だくみです。
また今年7月、三笠フーズはメタミドホスに汚染された中国産のもち米をキロ約40円で、佐賀の
マルモ商事に販売し、宮崎元顧問のサン商事に転売しています。
その後、サン商事からキロ100円で買い戻し、再度サン商事にキロ125円で販売し利ざやを
稼いでいました。(なんと手の込んだことでしょう)
こうした取引は帳簿上だけで、実際のもち米は三笠フーズから福岡県久留米市の山川食糧に
納入されていたようです。
事故米を食用として販売したことも非常に悪いが、さらに転売を繰り返し、利益を得ようとした
三笠フーズ社長やサン商事の宮崎元顧問の悪行は許せません!
事故米 食用に転売…一部にメタミドホス 大阪の三笠フーズ
新たな偽装が発覚!コメの卸売加工業者「三笠フーズ」(大阪市北区、冬木三男社長)が国から購入した非食用の事故米を食用などとして転売していたことが判明。
03年度以降に購入した約1800トンのうち、残留基準値を超える有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入した中国産など少なくとも約300トンの転売が確認された。福岡県内の工場で加工され、一部は焼酎などで販売されているとみられる。

農水省によると、同社は03年度から今年度まで、事故米を粉にして工業用のりなどの原料に加工するとして国から非食用の事故米計約1779トンを購入。実際は、佐賀県や鹿児島県の仲介業者や焼酎メーカーなどに転売していた。
転売が確認された米は、メタミドホス混入の中国産約295トンのほか、発がん性のカビ毒「アフラトキシンB1」に汚染されたベトナム産などの約3トン。いずれも国が世界貿易機関(WTO)の協定に基づくミニマム・アクセス(最低輸入義務)枠で輸入した。
汚染米転売、社長指示認める
大阪市北区のコメ加工販売会社「三笠フーズ」が農薬に汚染された「事故米」を食用に転売していた問題で、同社の冬木三男社長(73)が6日、同市内で記者会見した。冬木社長は「利益が出るということで、わたしが決裁した。すべてわたしの責任」と述べ、転売の指示を認めた。
冬木社長は「5、6年前から転売していた」と述べた。当時の九州営業所長から提案があり、経営が厳しかったため、同社長が決裁したという。
同社はこれまで「現場の責任者の独断」と説明していた。転売を隠すための二重帳簿についても、冬木社長は指示を認めた。

三笠フーズ社長「私が指示」 二重帳簿認める
米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が殺虫剤やカビに汚染された米を食用として転売していた問題で、同社の冬木三男社長(73)が6日午前、同区内で、問題発覚後初めて会見した。
冬木社長は「私から指示した。利益が出るということで私が決裁した」と述べ、転売を指示していたことを認めた。また同社が、不正を隠すため二重帳簿を作っていたことも明らかにした。

冬木社長は会見の冒頭、「このたびは皆様に多大なるご迷惑と心配をおかけしました」と話し、深々と頭を下げた。そのうえで「現在、農水省の指導で製品の回収をしています」と語った。
動機については「経営が苦しくてやってしまった」と弁明。「10年くらい前に買収した会社が(不正を)やっていた。5、6年前に(現場から)提案があり、私が『やれ』と言った」と不正のきっかけを説明した。
三笠フーズに限らず、偽装事件をおこす会社は、自己保身のために、消費者を無視した横柄な経営を余儀なくさせる社長の思考が一致している。
三笠フーズが汚染米 積極的仕入れ
事務的な甘い立ち入り検査が汚染米問題を増幅させている
カビ毒や農薬に汚染された工業用事故米を食用に転用していた米粉加工販売の三笠フーズ(大阪市)が、事故米とは別に商社からも購入しており、汚染米問題は拡大の様相を見せ始めています。
この問題は07年1がうに三笠フーズの不正を告発する情報が農林水産省に寄せられて、一度は立ち入り検査をしたものの契約どおりの在庫数が確認できただけで、問題ないとした事務的な甘い検査が今回のような大きな事故につながったことは否めない。
農林水産省によると、告発は東京農政事務所に2度寄せられおり、有機リン系殺虫剤のメタミドホスが検出された中国産もち精米を三笠フーズが食用に転用していると指摘する内容でした。
福岡、佐賀両農政事務所は、07年1月31日から2月5日にかけて、同社工場と近くの契約倉庫、佐賀県基山町の契約倉庫の3ヶ所を立ち入り検査しています。
その結果、2006年11月に同社が購入したメタミドホス米の在庫が契約通り、計約500トンであることを確認しただけで、「数量は確認できており、袋を偽装してごまかしたのは考えにくい」と話しています。

